考城隍
あらすじ
宋公、諱は焘、邑の庠生なり。ある日、病に臥せていると、役人が公文を持ち、白い額の馬を引いて来て、「試験にお越しください」と言った。公が「試験官はまだ来ていないのに、どうして急に試験が?」と言うと、役人は何も答えず、ただ急かした。公は無理をして病躯を引き上げ、馬に乗って付いて行くと、道はまったく見知らぬものだった。ある城郭に着くと、それは王者の都のようだった。しばらくして官庁に入ると、宮殿や建物は雄...
注釈例
宋公、諱は焘
「諱は」は「諱(忌み名)が~」とし、実名を控えめに示す格式のある表現です。