45

荷花三娘子

注釈 3
104
原文字数
194
訳文字数
3
注釈数
~1
読了時間

📖日本語訳

宗湘若は字を子美といい、南陽の人である。少ない頃から聡慧で、詩賦を工みにした。年は十九で、京に赴いて試に応じた。途中一つの湖を経ると、湖中に荷花が盛んに開いているのを見た。
宗生はこれを愛し、僕に舟を泛べて湖に入らせた。忽ち一人の女子を見ると、荷葉の上に立っており、年は十七、八歳ほどで、容華は絶世だった。
宗生は驚いて問うと、女は言った。妾は姓は荷、人は荷花三娘子と称し、この湖中に居ます。

📝注釈

荷花三娘子(かかさんじょうし)

主人公の女性の名前。蓮の精

泛舟(はんしゅう)

舟を浮かべること

荷葉(かよう)

蓮の葉

📜原文

宗湘若,字子美,南陽人。少聰慧,工詩賦。年十九,赴京應試。途經一湖,見湖中荷花盛開。宗生愛之,使僕泛舟入湖。忽見一女子,立於荷葉之上,年可十七八,容華絕世。宗生驚問之,女曰:妾姓荷,人稱荷花三娘子,居此湖中。