第42話
黃英
注釈 3件
114
原文字数
210
訳文字数
3
注釈数
~1分
読了時間
📖日本語訳
馬子才は字を君実といい、昌邑の人である。性は孤介で、栄利を慕わなかった。家は貧しく、菊を種えて自給した。
ある日、兄妹二人が来た。兄は陶三郎といい、妹は黄英といった。自ら菊を種えるのを善くすると言い、馬生と隣になりたいと願った。馬生は喜び、延べて居らせた。
陶生は菊を種え、朵は大きいこと盤のようで、色香は倶に絶だった。黄英も菊を種えるのを善くし、且つ菊を以て酒を醸すことができた。馬生はこれと日夕相処し、漸く愛慕を生じた。
ある日、兄妹二人が来た。兄は陶三郎といい、妹は黄英といった。自ら菊を種えるのを善くすると言い、馬生と隣になりたいと願った。馬生は喜び、延べて居らせた。
陶生は菊を種え、朵は大きいこと盤のようで、色香は倶に絶だった。黄英も菊を種えるのを善くし、且つ菊を以て酒を醸すことができた。馬生はこれと日夕相処し、漸く愛慕を生じた。
📝注釈
黃英(こうえい)
主人公の女性の名前。黄色い菊の意。菊の精
孤介(こかい)
孤高で潔癖なこと
醸(じょう)
酒を造ること
📜原文
馬子才,字君實,昌邑人。性孤介,不慕榮利。家貧,種菊自給。一日,有兄妹二人來,兄曰陶三郎,妹曰黃英。自言善種菊,願與馬生為鄰。馬生喜,延之居。陶生種菊,朵大如盤,色香俱絕。黃英亦善種菊,且能以菊釀酒。馬生與之日夕相處,漸生愛慕。