第43話
綠衣女
注釈 3件
117
原文字数
220
訳文字数
3
注釈数
~1分
読了時間
📖日本語訳
于江は字を去華といい、膠州の人である。少ない頃から倜儻で、遊俠を好んだ。年は二十で、四方を遊歴した。一つの山中に至り、雨に遇い、一つの洞に入ってこれを避けた。
洞中に女子がおり、年は十八、九歳ほどで、緑衣を著け、容華は絶世だった。于生は驚いて問うと、女は言った。妾はここに居ること已に久しく、今日郎君に見えることを得たのも、また縁分です。
于生は心が動き、語ろうと欲した。女は笑って言った。郎君は遠く来られました。妾は地主の誼を尽くすべきです。
洞中に女子がおり、年は十八、九歳ほどで、緑衣を著け、容華は絶世だった。于生は驚いて問うと、女は言った。妾はここに居ること已に久しく、今日郎君に見えることを得たのも、また縁分です。
于生は心が動き、語ろうと欲した。女は笑って言った。郎君は遠く来られました。妾は地主の誼を尽くすべきです。
📝注釈
綠衣女(りょくいじょ)
緑の衣を着た女性。蛇の精
遊俠(ゆうきょう)
義侠心を持って各地を遊歴すること
地主之誼(ちしゅのぎ)
その土地の主人としてのもてなし
📜原文
于江,字去華,膠州人。少倜儻,好遊俠。年二十,遊歷四方。至一山中,遇雨,入一洞避之。見洞中有女子,年可十八九,著綠衣,容華絕世。于生驚問之,女曰:妾居此已久,今日得見郎君,亦是緣分。于生心動,欲與語。女笑曰:郎君遠來,妾當盡地主之誼。