第37話
竹青
注釈 3件
121
原文字数
225
訳文字数
3
注釈数
~1分
読了時間
📖日本語訳
魚容は字を若皋といい、長山の人である。少ない頃から聡慧で、詩賦を工みにした。年は十八で、京に赴いて試に応じた。途中一つの寺を経て、入って憩った。
壁間に詩があるのを見ると、字画は倶に佳かった。魚生はこれを愛し、その旁に詩を題した。忽ち笑声を聞き、回顧すると、一人の女子を見た。年は十六、七歳ほどで、容華は絶世だった。
女は言った。郎君の詩才は甚だ佳いです。妾は郎君と唱和したいと願います。
魚生は喜び、遂に女と唱和した。女は自ら言った。姓は竹、小字は竹青。
壁間に詩があるのを見ると、字画は倶に佳かった。魚生はこれを愛し、その旁に詩を題した。忽ち笑声を聞き、回顧すると、一人の女子を見た。年は十六、七歳ほどで、容華は絶世だった。
女は言った。郎君の詩才は甚だ佳いです。妾は郎君と唱和したいと願います。
魚生は喜び、遂に女と唱和した。女は自ら言った。姓は竹、小字は竹青。
📝注釈
竹青(ちくせい)
主人公の女性の名前。竹の精
唱和(しょうわ)
詩歌を詠み合うこと
工(たくみ)
巧みであること、得意とすること
📜原文
魚容,字若皋,長山人。少聰慧,工詩賦。年十八,赴京應試。途經一寺,入憩。見壁間有詩,字畫俱佳。魚生愛之,題詩其旁。忽聞笑聲,回顧,見一女子,年可十六七,容華絕世。女曰:郎君詩才甚佳,妾願與郎君唱和。魚生喜,遂與女唱和。女自言:姓竹,小字竹青。