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嬌娜

注釈 3
113
原文字数
215
訳文字数
3
注釈数
~1
読了時間

📖日本語訳

孔雪笠は字を子仙といい、曲阜の人である。少ない頃から聡慧で、詩賦を工みにした。年は十八で、京に赴いて試に応じた。途中一つの山を経ると、一つの道観を見て、入って憩った。
一人の女子を見ると、年は十六、七歳ほどで、容華は絶世で、内から出た。孔生は驚いて問うと、女は言った。妾は姓は嬌、小字は嬌娜といい、師に随ってここに居ます。
孔生は心が動き、語ろうと欲した。女は笑って言った。郎君の文才は甚だ佳いです。妾は郎君と詩を論じたいと願います。

📝注釈

嬌娜(きょうな)

主人公の女性の名前。嬌は美しく愛らしいこと

曲阜(きょくふ)

山東省の地名。孔子の故郷

論詩(ろんし)

詩について論じること

📜原文

孔雪笠,字子仙,曲阜人。少聰慧,工詩賦。年十八,赴京應試。途經一山,見一道觀,入憩。見一女子,年可十六七,容華絕世,自內出。孔生驚問之,女曰:妾姓嬌,小字嬌娜,隨師居此。孔生心動,欲與語。女笑曰:郎君文才甚佳,妾願與郎君論詩。